Licensed Scrum Product Owner Training

概要

人とあらゆる「モノ」がインターネットに繋がる「IoT」時代。
既存産業へのテクノロジー企業の領空侵犯がはじまり、産業の「境界」が曖昧になってきています。ソフトウェアが世界の中心になる時代です。

IoTの時代では、あらゆる企業が、「デジタルトランスフォーメーション」を実践し、ソフトウェアの企画開発力を手に入れ、テクノロジー企業にならなければなりません。
そして、顧客の満たされないニーズを探し、移り変わる顧客ニーズにフィットさせながら迅速にソフトウェアサービスをリリースすることで、イノベーションを生み出すことが求められます。

スクラムは、顧客のフィードバックを得ながら、短いサイクルで開発を行うことでイノベーションを実現するアジャイル開発手法です。スクラムの中では、顧客とソフトウェア開発チームの橋渡しとなり、ビジネスの成功のカギとなるプロダクトオーナーという役割が定められています。
プロダクトオーナーは、顧客の満たされないニーズを解消するサービスを企画し、世の中にリリースすることで、ビジネスの成功に責任を持ちます。

本研修では、ソフトウェアサービスを創造するエクササイズを通じて、プロダクトオーナーの実践的な知識として、以下を習得することができます。
 ・プロダクトオーナーの振る舞い方や効果的なスクラムの使い方
 ・顧客の満たされないニーズを理解し、いかにリスト化を行うか
 ・顧客の反応に基づいて、いかにリストの優先順位付けを行うか

Scrum Inc.認定資格スクラムプロダクトオーナー研修はスクラムの共同創案者であるJeff Sutherland博士によってつくられています。

2018. 12/13 (木)・14 (金)

予 告
開催場所KDDI DIGITAL GATE(虎ノ門)
費用20万円/人 (消費税別)

2018. 10/11 (木)・12 (金)

募集終了
開催日2018年10月11日(木)・12日(金)
両日とも9:30-18:00

※講師については変更となる可能性があります。
開催場所KDDI DIGITAL GATE(虎ノ門)
費用20万円/人 (消費税別)

こんなことにお困りの方に

  • ITを使った新規事業企画を任されたが、どのように既存ビジネスとITを結び付ければいいのかわからない。
  • 顧客ニーズを調査し綿密に計画を立てて莫大な時間と費用を費やしたのに、製品をリリースしても売れない。
  • 新規事業企画リーダーとして、ソフトウェア開発チームの人たちと上手く協調できない。
  • スクラム開発を取り入れたが、うまくいかない。むしろ悪化した。
  • スクラムマスターとして、プロダクトオーナーをコーチするための理解を得たい。
  • プロダクトオーナーを任命されたが、やり方がよくわからない。

なぜ今の時代、「スクラム」が求められるのか

①変化を歓迎するから

 たった数年前までは考えられなかったスマートフォン、AIスピーカー、自動運転など未来の話だと思っていた ものが現実のものとなり、その流行の移り変わりはここ数年でとても早く切り替わるようになりました。

 これまでのシステム開発は、企画書が書かれ、市場調査から綿密な検討を経て大きな予算を確保し、その後でパートナーに開発を依頼するという定義された流れに基づき行われていましたが、それでは流行に乗り遅れてしまったり、せっかく動くものを作っても「これじゃない」と言われてしまい、中々一発で顧客のニーズにこたえることは難しいと感じる方が多くいるのではないでしょうか。

 スクラム開発では、不確実性の高い現在においては、仮説を立てて小さく早く作り、トライアンドエラーをしながら製品開発を行っていきます。


②チームが自己組織化するから

 組織の役割分担がサイロ化し、仕事の責任範囲に行動が限定してしまっているため、何か問題が起きたときに本来解決しなければならない問題よりも先に責任の押し付け合いとなってしまい、解決が遅れたり、本当は問題なのにそれを隠してしまったり、その結果もっと大きな問題が起きて、全員のやる気がそがれてしまう。そんな経験をされた方もいるのではないでしょうか。

 スクラムでは、プロダクトオーナー・スクラムマスター・チームメンバーでチームが構成されますが、それぞれに役割があり、責任をもって自らが目的を立ててチームのゴールに向かって自律的に行動し、誰もが仕事を完了する責任を持ち、やり方について判断する権限を持っています。

 問題が起きた時も「自分 VS 相手」、ではなく「チーム全員 VS 問題」と視点を変えて問題解決に挑み、様々な無駄を排除していき、作業効率化に努めます。


③作業に集中するから

 物理学者であるワインバーグのシステム思考法では、同時に進めるプロジェクト数が多ければ多いほど、コンテキストスイッチ(作業を一時停止し、別作業を行うこと)に取られる時間が多くなり、その結果、作業効率が下がってスピードが大幅に落ちると言われています。
 例えば、同時に3つのプロジェクトを進めると、約40%もの時間をムダにしてしまうことがわかっています。

 皆さんの中にも、同時並行に進めなければいけない仕事を請け負いやり始めたはいいけど、結局中途半端になってしまったり予定を大幅に過ぎてしまうことを経験した方もいるのではないでしょうか。

 スクラムでは一つのプロジェクトに集中し、作業をすることでコンテキストスイッチのムダをなくしスピードを上げることができます。


④継続的に改善するから

 ソフトウェア開発では時折、リリース日に間に合わず、連日残業が続きただひたすら期日に間に合わせるために気合で乗り切ろうとすることがあります。
 しかし、その結果は悲惨なもので顧客からのイメージは悪くなったり、余計なコストがかかったり、モチベーションが下がることで成果が出にくくなります。

 スクラムでは、決まった周期で仕事のやり方についてふりかえりをし改善を行います。

 その時にチームメンバーが抱えている問題は何か、何が原因で遅延しているのかなどをチームで話し合い、解決策を見つけ実践します。自身で継続的に仕事のやり方を改善していくことで、顧客の満足度向上に繋がるような仕事のやり方に正していきます。

Scrum Inc.認定資格スクラムプロダクトオーナー(LSPO)研修で学べること

  • スクラムの構造や理論を学ぶための歴史と背景をはじめ、スクラムの基本について解説し、スクラムのすべての役割について明確に理解するためのたくさんのエクササイズを行い、プロダクトオーナーとしてスクラムの正しい知識を得ることができます。

    また、スクラムがなぜ効果的なのかゲームを通して理解を深めることができます。

  • なぜスクラムが機能するのかを解説しながら、プロダクトのビジョンステートメント、顧客ペルソナを用いてプロダクトの要件をどのように作成するか、ビジネスのアイデアをソフトウェアサービスに結びつけるにはどうすればいいかデザインシンキングし、自分のアイデアを実践的に策定することを学ぶことができます。

  • ビジネスアイディアがどのようにしてバックログ(今後やることリスト)にできるか、またビジネス価値によるバックログの調整・優先順位付けのやり方を学ぶことができます。

    また、わかりやすいユーザーストーリー(要件)を書くにはどうすればいいのか、気を付けるべきことは何かを理解しストーリー作成に取り組むことができるようになります。

受講者の声

体系的にかつ、事例を交えて理解できた。
初心者からベテランまでがまざる中で、いずれの層も学びの得られるプログラムだったと思います。
ありがとうございました!!
(株式会社リクルートコミュニケーションズ 池田 聡様)
質疑応答の時間が多く、実践トレーニングと座学の反復学習がよかった。
今まで独学でスクラムをしていたのですが、本研修で背景や目的を理解できたことで腹落ちできた。
同僚にも是非すすめたいと思う。
(株式会社NTTドコモ 岸 祐太様)

よくある質問

QCSM / CSPOとの違いはありますか?

スクラムアライアンスから認定されるCertified Scrum Master(CSM) / Certified Scrum Product Owner(CSPO)との主な違いは、

  • LSM/LSPOは、スクラムのオリジナル開発者であるジェフ・サザーランド博士がCEOを勤めるScrum Inc.から認定されます。
  • LSM/LSPOの資格保有者は、専用オンラインサイトで、スクラムに関する質問をすることが可能で、質問にはジェフ・サザーランド博士を始め、Scrum Inc.のコンサルタントが回答します。
  • LSM/LSPOの資格保有者は、Scrum Inc.のスクラム教育オンラインコンテンツに一定期間、無料でアクセスでき、世界最高基準のスクラム教育サービスを日本語で受けることが可能です。KDDIと永和システムマネジメントによる、無料セミナーが提供されます。(予定)

※CSM・CSPOの資格保有者の方には、Scrum Inc.認定試験を受けることで、LSM/LSPOの資格を授与する仕組みをScrum Inc.で検討中です。

QScrum@Scale™とは?

Scrum@Scale™とは、LSM,LSPOの上位資格として2017年12月より開設された資格です。
組織に移行する理論(Scrum@Scale)をSpotify社やSAP社などの豊富な事例とワークショップを通じて学びます。
このコースを受講することで、企業経営者や事業責任者、部門責任者は、既存組織をアジャイルな組織に変革し、大規模なスクラムチームを運営することができます。

QScrum@Scaleの次回開催予定はありますか?

2018年冬開催を予定しております。

QLSMとLSPOはどのような違いがありますか?

LSMでは、主にジェフ・サザーランド博士がスクラムを創案した背景や経緯の説明、スクラムのゲームを通じて、スクラムマスターがいかに、ハイパープロダクティブなチームを運営、けん引していくかを学びます。
LSPOでは、スクラムのゲームを通じて、顧客のニーズを把握し、いかに整理されたプロダクトバックログを作成するか、プロダクトバックログのROIをどのように測定し、優先順位付けをするべきかを学びます。

QLSM / LSPOとは?

Scrum Inc.認定資格スクラムマスター(Licensed Scrum Master、LSM) /Scrum Inc.認定資格プロダクトオーナー(Licensed Scrum Product Owner、 LSPO)は、Scrum Inc.のセミナー、ウェビナー、論文、テストを通じて、スクラムに関する正しい教育を提供することを目的として、 2017年4月よりScrum Inc.でスタートした、スクラムアライアンスとは異なる資格制度です。